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2010年08月13日

建物性能について(その2)


(昨年の富士市環境フェア出展写真)

建物C値に話を移そうと思ったが、

過去、Q値について、私の失敗例を1つ。

40坪の建物の建物デザインを優先させようと、

書いた絵の建物形状は”コの字・ギザギザ”、窓はやたらとデカイのがずらり。

そんな建物のQ値(熱損失係数)計算をしてみようと試みたが・・・

まともな数字が出ない。


よくよく検討したら、外壁面積は通常40坪建物の1.5倍。(70坪の建物相当の外壁面積)

窓面積は2.0倍ありました。

外気の影響受けまくりなんですね。

おまけに、見積り金額も相当に割高となる。


スタッフからは「アイシネン断熱材(発泡断熱材)200ミリ、壁に吹いてみる?」

※通常、静岡県富士市では壁77ミリ吹けば、相当な高性能住宅が建ちます。

と、冷やかされる始末。

当然のことながら、ボツ案となりました。


以後、建物形状と性能バランスを重視するようになったのであります。

より低コストで、高性能住宅を実現するために。




  


Posted by (株)鈴木建築 すずけん at 23:02Comments(0)省エネ住宅