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2016年11月26日
熊本地震から学ぶ連続震度7でも倒壊しない耐震設計とは?
「熊本地震から学ぶ連続震度7でも倒壊しない耐震設計とは?」
Ms構造設計の佐藤実さんを講師に迎えた住宅構造セミナーに参加しました。
実際に倒壊してしまった事例から分かったこと、
住宅設計時の検討ポイントなどやさしく、分かりやすくお話してくださいました。
比較的新しい住宅で倒壊したのは何が原因?
耐震等級2(建築基準法 耐震基準の1.25倍の強さ)でなぜ倒壊したのか?
柱金物、筋交い金物、ホールダウン金物等の取り付けは適切だったのになぜ倒壊?
私共、住宅屋にとっても疑問だらけであります。
先に放映されたNHK 熊本地震検証番組「あなたの家が危ない」
でも指摘していた「柱 直下率」。
2階柱の真下に1階柱がどれだけあるかの割合を指します。
この直下率に問題があったのではないかとの解析でした。
現行法規では、直下率の規定はありませんが、
「柱 直下率」あらためて大事に考慮したいと考えます。
※鈴木建築の造る住宅は、自社標準仕様として地域型グリーン化事業 補助金取得仕様
(長期優良住宅仕様・グループ内ルール)により、柱直下率は考慮された建物となっております。