省エネ住宅・リフォーム・住宅に関するお問い合わせ、ご相談は当ブログ内左上欄”メッセージを送る”まで。

2010年08月10日

建物性能について

先日頂きました、ご質問の答え。第3回。

ここからは、高気密・高断熱住宅の建物性能について。


高気密・高断熱住宅の性能を示す指標としてQ値とC値があります。

建物性能についてQ値(熱損失係数)とは?

熱損失係数とは、一般的に「Q値」といわれているもので、住宅の断熱性能を数値的に表したものです。値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
熱損失係数は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。

「熱損失係数」は計算が複雑になりますが、断熱性能を住宅全体で判断でき、熱貫流率や熱抵抗値では判断できない、各部位の断熱性能のバランスを把握することができます。

また、数値が少ないほど、優れた断熱性能であることを示します。
同じ断熱材を同じ厚みだけ使用したとき、C値(相当隙間面積)が少ないほどQ値も少なくなります。


次回は、C値について。(つづく)




同じカテゴリー(省エネ住宅)の記事画像
令和7年度 静岡県住宅系補助金 説明会
住宅窓リフォーム 補助金工事
住宅補助金の講習会
マルダイ 巨大絵馬
断熱材施工講習会
木造軸組み工法の断熱施工講習の講義をしました。
同じカテゴリー(省エネ住宅)の記事
 令和7年度 静岡県住宅系補助金 説明会 (2025-03-24 23:25)
 住宅窓リフォーム 補助金工事 (2025-02-08 16:27)
 住宅補助金の講習会 (2025-01-30 23:48)
 マルダイ 巨大絵馬 (2024-11-30 00:01)
 断熱材施工講習会 (2024-10-03 18:08)
 木造軸組み工法の断熱施工講習の講義をしました。 (2023-12-09 21:00)

Posted by (株)鈴木建築 すずけん at 23:45│Comments(0)省エネ住宅
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
建物性能について
    コメント(0)