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2010年07月31日

夏の高気密・高断熱住宅について、ご質問を頂きました。

ご質問を頂きました。ありがとうございます。
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「一般的」に、高気密・高断熱住宅の場合、
夏場の室内温度は、非常に高温になると聞いています。
(私の上司のお宅(*******ハウス)はそのように聞いてます)

本日のブログのお宅は、何故室内温度が低いのでしょうか?
また、日射しが室内に入り込むことも大きく影響するかと思いますが、
このお宅の場合は如何でしょうか?

参考記事はコチラ
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夏の高気密・高断熱住宅について、ご質問を頂きました。

ご質問、承りました。

様々な角度からお答えしたいと思いますので、トータルで勘案してください。


① 高気密・高断熱住宅(高・高住宅)に対しての”言葉”のイメージ。


一般住宅に対して、高・高住宅は暑い!などの話を伺います。

しかし、言葉のイメージからの先入観に左右するのもあると思います。

特に”気密”という言葉に対して。

「息苦しい」「息が詰まる」「暑苦しい」と連想をしがちです。

連想・先入観からくる、間違った固定観念を生んでしまうのも事実かもしれません。

識者の間でも、「”気密”というネーミングは、別の言葉に置き換えたほうが良いのでは?」

といった話も出るくらいですから。

高気密住宅といえども、窓を開ければ”低気密住宅”。息苦しい訳がありません。

窓を閉め切って、初めて高気密住宅として機能いたします。


実際の一般住宅に比べてどうでしょうか?

築30年ほどの一般住宅と比べてみましょう。

夏の高気密・高断熱住宅について、ご質問を頂きました。

屋根・小屋裏から壁1枚隔てた内壁温度です。(撮影時期は6月)

屋根越しの熱を、カットするのか?引き込んでしまうのか?

高・高住宅には、外部からの熱(暑い・寒い)から室内温度に影響を受けにくくするのが、

メリットの1つです。


次回は、住宅に対して、熱のIN・OUTについて触れてみたいと思います。


私事ながら、慣れない長文を打ち続けると私自身”息苦しく”なってしまうので

今日はここで止めておきます(笑)



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Posted by (株)鈴木建築 すずけん at 22:48│Comments(0)省エネ住宅
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