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2010年04月30日

雨漏り修繕工事(施工編)

本日は天気も良いので、瓦屋さんが行う雨漏り屋根の解体・修繕に立会い。

原因を探すこととする。



瓦を外して、最初に気がつくことは・・・

雨漏り修繕工事(施工編)

役物瓦周りに使用されている土(当時は湿式工法=土を使用 が主流であった。)が、
よく、水を吸って湿っています。


雨漏り修繕工事(施工編)
局部的に痛んだ屋根下地。



直接の原因はこれ。

雨漏り修繕工事(施工編)

頂部瓦の針金穴から水が差し、

雨漏り修繕工事(施工編)

浸入した水が、ラバー工法(瓦をコーキングで固定する訪販瓦屋が良く使う手法)により、
排出出口をふさがれ、

雨漏り修繕工事(施工編)
逃げ道無く、土が限度を超えるまで吸った水が・・・掃けきれなくなり・・・
流れ出し・・・

雨漏り修繕工事(施工編)
水みちを作り、たまたま運悪くルーフィングが破れていた箇所に流れ込み・・・

雨漏り修繕工事(施工編)
内部に侵入してきたと、考えられます。


修繕方法としては、ルーフィングの増し張りで対処することとした。

しかし、水の出口のない、ラバー工法を施工してある以上、

いつ、他の箇所で雨漏りが発生する可能性は否めない。










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Posted by (株)鈴木建築 すずけん at 18:48│Comments(0)鈴木建築
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