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2009年12月15日
質問にお答えします。(2)
Q1,高気密・高断熱の効果は、あくまでも、断熱材とサッシと換気の組み合わせの
相乗効果でしょうか?
A1、高気密・高断熱の効果は、必ずしも断熱材・サッシ(気密・断熱)と換気の
相乗効果ではありません。
気密・断熱と換気は個々の検討要素と考え、それぞれ性能・導入コストのベストな
選択をするべきと考えます。
Q2、なぜ、自然換気ではなく、機械換気扇か?
A2、下記の理由により機械換気扇が必要です。
1.気密施工なき断熱施工は無効である。
2.気密化した住宅内では、空気移動がない場合、空気の鮮度は落ちてくる。
3.1と2により何かの換気方法は必要である。
4.すき間換気や温度差を利用した換気は、気象条件などに左右されやすく、不安定である。
(温度差がない、無風状態では低気密住宅といえども換気できない)
5.よって、安定した機械換気が必要となる。
安定した換気量を得るには“風量”“静圧”が大きい換気扇が望ましい。
6.個別換気扇を多用すると、個々の換気扇が互いに干渉しあい、能力を発揮できない。
7.以上の理由により、鈴木建築ではセントラル(集中)換気扇をおすすめしております。
なお、機械冷暖房が必要な季節は、室内のエネルギーロスを防ぐため、窓を閉め、
空気の入れ替えのための換気システムが必要ですが、
機械冷暖房が必要でない時期は窓を開けていただき、空気を入れ替えましょう。
これは、どの住宅でも共通です。(つづく)
相乗効果でしょうか?
A1、高気密・高断熱の効果は、必ずしも断熱材・サッシ(気密・断熱)と換気の
相乗効果ではありません。
気密・断熱と換気は個々の検討要素と考え、それぞれ性能・導入コストのベストな
選択をするべきと考えます。
Q2、なぜ、自然換気ではなく、機械換気扇か?
A2、下記の理由により機械換気扇が必要です。
1.気密施工なき断熱施工は無効である。
2.気密化した住宅内では、空気移動がない場合、空気の鮮度は落ちてくる。
3.1と2により何かの換気方法は必要である。
4.すき間換気や温度差を利用した換気は、気象条件などに左右されやすく、不安定である。
(温度差がない、無風状態では低気密住宅といえども換気できない)
5.よって、安定した機械換気が必要となる。
安定した換気量を得るには“風量”“静圧”が大きい換気扇が望ましい。
6.個別換気扇を多用すると、個々の換気扇が互いに干渉しあい、能力を発揮できない。
7.以上の理由により、鈴木建築ではセントラル(集中)換気扇をおすすめしております。
なお、機械冷暖房が必要な季節は、室内のエネルギーロスを防ぐため、窓を閉め、
空気の入れ替えのための換気システムが必要ですが、
機械冷暖房が必要でない時期は窓を開けていただき、空気を入れ替えましょう。
これは、どの住宅でも共通です。(つづく)
Posted by (株)鈴木建築 すずけん at 22:36│Comments(0)
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