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2018年02月03日

住宅医スクール 第7回~目指すべき断熱グレード~

”住宅のお医者さん”を養成する「住宅医スクール」。

住宅医スクール 第7回~目指すべき断熱グレード~
(住宅評論家として著名な南雄三先生)

全8回講義日の7回目。

住宅医スクール 第7回~目指すべき断熱グレード~


今回のテーマは・・・

住宅医スクール 第7回~目指すべき断熱グレード~

1.契約実務について

2.木造住宅関連施策の動向と対策

3.温熱環境について~コストバランスの優れた家~

4.長寿命で資産価値のある家について

・・・の、4本立て。みっちりです。


その中から、「コストバランス」の優れた家について。

住宅医スクール 第7回~目指すべき断熱グレード~

要点として

2020年義務化の断熱レベル・・・・住宅内の最低温度が暖房せずに10℃くらいの家。・・・健康維持の最低断熱レベル

HAET20 G1レベル=ZEH基準レベル・・・・住宅内の最低温度が暖房せずに15℃くらいの家。・・・快適の最低断熱レベル

HEAT20 G2レベル・・・それ以上の快適を目指すレベル。

との、目安がありまして、より良い住宅環境を求めるならば断熱に掛かる費用は、目指すものによって変わってきます。

(2020年義務化レベル<G1レベル<G2レベルの順で断熱コストが変わる。)

また、G2以上の断熱レベルを目指したとしても、断熱コスト大幅増の割に断熱数値UPが伸びないようです。


また、併せて、ZEH(ゼロエネルギーハウス)を目指した場合、

省エネ化を高めるため、どの機器(暖房機器・給湯器・太陽光発電・太陽光温水器など)を選択すべきかのレクチャーがありました。

お施主様のご希望、土地条件などもありますので一概に”どれがベスト”ってのはありませんが、

各機器使用によるエネルギー削減パフォーマンスは掴んでおきたいところ。

勘所は、私自身、よく理解できたと思います。

今回のお話を踏まえ、自社の目指すべき住宅性能グレード・仕様に確信が持てるようになりました。



ひとえに、「高断熱住宅」を謳う、住宅業者はたくさんあります。(当社もそうですが。)

当然ながら、同じ高断熱住宅ながら目指しているグレードは住宅会社によってまちまち。

お施主様には、各住宅会社の目指す「性能面の見極め」も大事かと思います。


当社 (株)鈴木建築のHPはこちら




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