窓 結露実験装置
某所で無造作に置かれていた「窓 結露実験機」。
箱の外面にはアルミサッシ(単ガラス)、アルミサッシ(ペアガラス)、アルミ・樹脂複合サッシ(ペアガラス)
樹脂サッシ(ペアガラス)が取り付けてあり、箱の中にマイナス冷気を送り込む。
箱の中が外気、箱の外が室内の”例え”なる。
実験機の結果は、樹脂サッシ以外は全てどこかで結露することになる。
”どこかで”というのは、アルミサッシは室内から見えるところで(躯体・室内の両方)、
複合サッシは室内から見えないところ(建物でいえば窓枠内)で結露している。
しかし、樹脂サッシからは結露しない。
これは、アルミ(金属)が樹脂より熱を伝えやすく、
冷気を呼び込みやすいことを意味しています。
結露は、サッシに埃を寄せ、その埃はカビ・ダニの発生のもとになります。
当時、この事象をみたとき、自身にとってとても衝撃的なことであったことを記憶しています。
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