住宅についてのご質問

(株)鈴木建築 すずけん

2010年01月27日 23:17

ご質問をいただきました。


鈴木建築がつくる住宅は、メーターモジュールですか?
それとも尺モジュールですか?
できましたら、それぞれのメリット、デメリットもご教示下さい。
よろしくお願いします。

*******************************************************

鈴木建築の造る住宅は、尺モジュールを採用しております。

今までの実績上、和風住宅が多く、無垢材使用が多かったのも理由の1つです。



通常、プランを考えるとき、グリッド(マス目 910×910)で考えるのですが、

内法(うちのり)寸法が狭くなりがちな廊下・階段等は

柱芯々を3尺3寸(33寸=1メートル)以上で設計することは多々あります。



昨年11月の新築住宅完成見学会において、

ご覧になられた住宅の中廊下・階段幅は柱芯々が3尺5寸(1060ミリ)、

内法寸法が930ミリでした。

3尺廊下は、内法780ミリなので、実際に体感されてみて、余裕を感じたことと思います。





つまり、どちらのモジュールを採用するにせよ、

必ずしも全ての壁・柱をグリッド上の乗せる必要はなく、

場面によって間をずらすことも必要と考えております。



施工についてですが、尺であれ、メートルであれ、特に対応が難しいものではありません。

(つづく?)




関連記事